Panasonic HDC-SD5 レビュー [ 操作篇 ] [SBS『みんぽす』]
今回レビューに使用する『Panasonic HDC-SD5』は、
『みんぽす』主宰の Willvii 株式会社よりお借りしたものです。
Panasonic HDC-SD5 レビュー [ 開梱・外観篇 ] の続きです。
今回は、[ 操作篇 ] と銘打ってるワケなんですが、どちらかというと…
[ 使い勝手篇 ] という表現の方が正しいかもしれません。
私の場合、よく使うボタンの使い勝手は特に気にします。
あくまで私自身の使い勝手についての感想なので、
手の大きさ等の条件が変われば印象も変わると思います。
購入前には是非実機で確認される事をおすすめします。
(あ、ナロー回線の方写真が多いのでご注意下さい。)
まずは『SD5』『CX7』両機のズームボタンから見てみましょう。
ズームボタンは両機とも特に問題ないですね。
ただ、その後ろに位置する「フォトボタン」は、
『SD5』の場合少し押しにくい位置に有るようです。
私ならこんな風に持ち変えて使うかもしれません。
わしづかみにして、人差し指を「フォトボタン」にかけると安定します。
(ただし、静止画撮影時に限ります。)
『CX7』の方は「フォトボタン」までは問題ないですが、
「モード選択用のトグル」は少し使いづらい位置になります。
次に、撮影時に最も使用頻度の高いと思われる
「スタート・ストップボタン」を見てみましょう。
まずは『SD5』から…
左が待機中で、右が使用中です。特に問題なく使えそうです。
しかも、待機中には自然と後述する「十字キー」の位置に
親指がかかるようになっています。
このふたつについてはよく考えられていると思いますが、
スタート・ストップボタンの周囲に位置する
「モードダイヤル」は、位置はともかく構造が
ちょっと慣れを必要とするように思えます。
その他の「メニューボタン」等は、片手で操作する場合には
ちょっと使いづらい位置にあると言わざるを得ません。
『CX7』の方はどうでしょうか?
同じく、左が待機中で、右が使用中です。
『SD5』とは逆の位置にボタンがあり、
待機中にはバッテリーに親指がかかります。
ボタンの位置としては問題ないのですが、
付属の NP-FH60 や別売の NP-FH70 を使うと
ちょっとバッテリーがジャマに感じます。
これは、私が購入前から気になっていた部分です。
別売では更に大容量の NP-FH100 も用意されていますが、
ハッキリ言って 『CX7』での使用はおすすめしません。
解決するには、低容量の NP-FH50 の選択しかありませんが、
こちらにすると「バッテリーのもち」が犠牲になります。
『CX7』の開発の方、これは次機種では改善必須の項目です。
では、設定時には多用するメニューについても見ておきましょう。
『SD5』の場合は「メニューボタン」が先述の
「スタート・ストップボタン」の右下に位置しています。
ちょっとムリすれば、片手だけで操作が可能です。
最初に見た時、「うわっ、ダサ~!」と思ったのですが、
視認性を第一に考えての事かもしれません。
終了時には、また使いにくいメニューボタンを押す必要が
有りますが、項目の選択は先述の「十字キー」で
比較的ラクに行う事ができます。
メニュー構成も最後の言語選択以外はよく考えてあると思います。
(言語選択は、セットアップに含めてしまってもよかったのでは?)
どうでしょう?問題なかったのでは?…と思いますが…
また、『SD5』については「十字キー」だけを使って以下の機能の
選択が事が可能です。
「十字キー」のセンターを一回クリックすると
このような画面になります。表示を消す場合も同じ操作です。
通常(撮影モード [AUTO] 時)では、以下の操作が可能になっています
- コントラスト視覚補正
- フェード
- ヘルプ※
- カラーナイトビュー※
- 美肌モード※
- 逆光補正
- セルフタイマー※
- フラッシュ※
- テレマクロ※
注意:※の項目は、撮影中には表示されません。
欲を言えば項目のカスタマイズが可能であれば…
…とは思いますが、まぁ便利なのではないでしょうか。
では、『CX7』も見てみましょう。『CX7』の場合、
メニューの開始・終了にはタッチパネルの横の「ホームボタン」か
タッチパネルの中の「ホームボタン」を使用します。
片手だけでも操作が可能な『SD5』とは違い、ここは
両手での操作が必須となります。
(慣れもあるとは思いますが…)デザイン等、私好みです。
しかし、「誰にでもわかりやすい」という点においては、
贔屓目に見ても『SD5』の方に軍配が上がるでしょう。
「片手重視」「両手重視」と考え方が全く異なりますので、
どちらを選ぶかは好みの問題もあると思います。
私個人の意見としては、『CX7』に「SONYらしいデバイス」で
片手でも操作可能な工夫があれば、うれしかったのですが…
意外に(…と言っては失礼なのですが…笑)『SD5』が
使いやすかったのも印象的でした。さすが Panasonic です。
以上、かなり独断と偏見(と手抜き)に満ちてはいますが(爆)、
私なりの使い勝手についてのレビュー…参考になれば幸いです。
次回は、実際に撮影・再生してみての感想を中心に
レビュー(もどき?)してみたいと思います。
また、ここをもうちょっと見てみたいというリクエストが有れば、
So-net blog ユーザーの方はコメント欄にお書き下さい。
次回(または番外編)で出来るだけお応えしたいと思います。
(sonyandvaiofan さん、もう少しお待ち下さい<(_ _)>。)
お疲れ様でしたm(__)m
すごいなぁ、さすが軍曹・・・
・・・おいらもう書くこと残ってね〜や(^^;;;
by かつぽん (2007-10-02 10:18)
画質、特に精細感がきになりますぅ~。
by 店員佐藤 (2007-10-03 20:31)